悲報です。。。活用されている事業者さまも多いキャリアアップ助成金ですが、４月以降、大幅に縮小されます。

＜現行制度＞
・有期⇒正社員への転換・・・80万円／人
・無期⇒正社員への転換・・・40万円／人

＜新制度＞
・有期⇒正社員への転換・・・40万円／人（重点支援対象者は80万円）
・無期⇒正社員への転換・・・20万円／人（重点支援対象者は40万円）

詳細はコチラ　⇒　https://www.mhlw.go.jp/content/11910500/001450174.pdf

つまり、「重点支援対象者」に該当した場合はこれまで通りの支給額ですが、該当しない場合は、「半額」になります。

そして、この「重点支援対象者」は、以下いずれかに該当する者をいいます。

Ａ：雇入れから３年以上の有期雇用労働者
Ｂ：雇入れから３年未満で、１と２の両方に該当する有期雇用労働者
　　１．過去５年間に正規雇用労働者であった期間が１年以下
　　２．過去１年間に正規雇用労働者として雇用されていない
Ｃ：派遣労働者、母子家庭の母等、人材開発支援助成金の特定の訓練修了者

キャリアアップ助成金は、「新規採用」の場面で活用されることが多いので、Ａはほぼ当てはまらないと思います。

といっても、ＢやＣに該当する方もかなり少ないと思いますので、実質的に支給額が半減することになりそうです。

１年ちょっと前に「拡充」されたばかりなのに、急に絞ってくるというのはどうにも理解できませんが、これも決まったことなので受け入れるしかありません。

なお、初回のみ20万円の加算がありますが、これは今後も残りそうです。

※本ブログの内容は、執筆時点で公表されている情報や施行されている法令に基づきます。