1.支給要件をしっかり確認する
- 先ずは助成金ごとの個別パンフレットをチェックしましょう(ex:「キャリアアップ助成金」検索)
- 全体パンフレットなどではなく、必ず個別のパンフレットを確認します。
- 読まずに申請・受給することは、社労士でも不可能です。
- 疑問点などがあれば、労働局やハローワークに確認しましょう。
- できれば着手をする前に、疑問点などはすべて潰しておきましょう。
- 申請書は先ずは押印のない下書きを持っていき、不備の指摘を受けましょう。
2.スケジュール管理を厳密に行う
- 管理表やツールを使い、スケジュール管理を行いましょう。
- 助成金によっては、計画申請が必要であるなど複数のステップとなるものがあります。
- 対象労働者ごとに支給申請が必要なものもあります(キャリアアップ助成金など)。
- 特に、支給申請期間(2ヵ月間)については、その起算日も含めて注意しましょう。
- 雇用契約書(又は労働条件通知書)、就業規則、出勤簿(又はタイムカード)、賃金台帳を整備しましょう。
- これら4つの帳簿類は、どのような助成金を申請する場合にも必要となります。
- 近年は、残業代のチェックも厳格に行われますので注意しましょう。
- 労働保険(労災保険、雇用保険)は加入が必須です。
- 法人の事業所など、社会保険(健康保険、厚生年金)の適用事業所の場合には、社会保険への加入も必須です。
