特定求職者雇用開発助成金は、ハローワーク等の紹介による、いわゆる「就職困難者」を雇用した事業主に対して一定額を支給することにより、就職困難者の雇用を促進する狙いがあります。
特定求職者雇用開発助成金は、雇用する労働者に応じて、7つのコースに分かれています。
コース名称 | 取り組みの概要 |
特定就職困難者コース | 高年齢者・障害者・母子家庭の母などの就職困難者を雇い入れる |
生涯現役コース | 65歳以上の高年齢者を雇い入れる |
被災者雇用開発コース | 東日本大震災における被災離職者等を雇い入れる |
発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース | 発達障害者または難治性疾患患者を雇い入れる |
就職氷河期世代安定雇用実現コース | 正規雇用の機会を逃したこと等により、十分なキャリア形成がなされず、正規雇用に就くことが困難な者を雇い入れる |
生活保護受給者等雇用開発コース | 自治体からハローワークに就労支援の要請があった生活保護受給者等を雇い入れる |
成長分野人材確保・育成コース | 特定求職者雇用開発助成金の対象労働者を成長分野等の業務に従事する者として雇い入れる |
特定求職者雇用開発助成金の中でも、最もよく申請されているのが「特定就職困難者コース」です。たかはし社会保険労務士事務所(横浜、川崎、神奈川等)でも、多数の申請実績があります。